フェイスパック、正しく使えてる?正しい選び方、美容効果をアップさせるための使い方【美容コーディネーター弓気田みずほ監修】

毎日きちんとお手入れしていても、季節や生活リズムの変化などによって生じるお肌の不調。

大切な予定があるときなどは、本当に困りますよね。

そんなとき、ピンポイントで即効性のあるお手入れ方法として大活躍してくれるのが「フェイスパック」です。

集中ケア以外にも、普段のお手入れにプラスすると、肌のお悩み改善に力を発揮してくれます。

そこで今回は、肌のお悩みに期待できる効果的なフェイスパックの選び方や使い方について、美容コーディネーターの弓気田みずほさんに語っていただきました。

フェイスパックの形状は大きく分けて5種類!~シート・クリーム・ジェル・クレイ・泡~

フェイスパックといっても、さまざまな形状のタイプのものがあります。まずは、一般的なフェイスパックの種類を知っておきましょう。

●シートマスク

シート状のフェイスマスクで美容成分が凝縮配合されている。化粧水タイプや美容液タイプなどさまざまな種類があり、価格の幅も広い。ドラッグストアやコンビニでも気軽に手に入る

●クリームパック

美容クリームを塗るパックのこと。クリームには油分があるため、不足しがちな油分を補給できるものが多い

●ジェルパック

ジェル状のパックのことで、クリームタイプと比べると使い心地がさっぱりしている。洗い流すタイプやふき取るタイプのものがある

●クレイパック

海泥などの泥パックのことで、余分な皮脂や汚れを吸着する働きがある

●泡パック

泡状のパックのこと。泡に炭酸ガスが含まれているものが多いため、肌の血行促進などに効果が期待できる

【基本】目的に合った効果をうたうパックを選ぼう!

フェイスパックを選ぶ際に最も大切なのは、「パックを使って自分がどうなりたいのか」を明確にすること!美白・保湿・ハリUPなど各々の目的、そして肌質・肌悩みに合った効果をうたっているアイテムを選択しましょう。

自分の目的に合った効果をうたっているアイテムであれば、パックの形状は「自分が使いやすいかどうか」で選んで良いかと思います。例えば、美白効果をうたっているアイテムは、フェイスマスクにもクリームパックにもジェルパックにもありますが、「この形状が一番効果的ですよ」と言い切ることはできません。

せっかく選んだパックも、面倒だからといってたまにしか使わないのはもったいないですよね。ふだんのスキンケアに無理なく取り入れられるかどうかを考えて選びましょう。

次項では、それぞれの形状の特徴と利点についてご説明します。

【肌のお悩み別】乾燥?毛穴?くすみ?あなたにぴったりのフェイスパックは◯◯!

●乾燥が気になる→クリームパックがおすすめ!

シートマスクと比べてクリームには油分が含まれているので、しっとりした仕上がりになります。油分の働きで肌が柔らかくなるので、特に乾燥が気になる人にはクリームがおすすめです。

また潤いを少しでも長く保ちたいという人はふき取るタイプを、肌表面はさっぱりさせたいという人は洗い流すタイプを使ってみると良いかもしれませんね。

●小鼻やTゾーンの汚れを取りたい→クレイマスクで!

小鼻やTゾーンの毛穴の開きや皮脂が気になるときは、クレイマスクをおすすめします。クレイには余分な皮脂や汚れを吸着するという特性があります。毛穴の汚れが気になるときはもちろん、肌のざらつきが気になったときにも試してみると良いかもしれませんね。

●くすみが気になる→泡パックで血行促進!

泡パックの泡には、炭酸ガスが含まれているものが多くあります。炭酸ガスによって血行が促進され、肌の働きを底上げしてくれる効果が期待できます。くすみが気になる朝などに取り入れてみましょう。

【使用パターン別】毎日使うなら?お風呂で使うなら?あなたにぴったりのタイプは◯◯

フェイスパックを選ぶ際は「目的に対する効果をうたっているものを選ぶことが重要」だとお話ししてきましたが、持続して使用するためには、自分が使いやすいかどうかというのも同じくらい重要です。

そこで使用パターン別におすすめのパックを紹介いたします。

●化粧水代わりに使うなら→シートタイプ!

洗顔の後の化粧水代わりに使いたいという人には、シートタイプがおすすめです。ただしシートタイプにはさまざまなアイテムがあり、価格帯にも差があります。

美容液が含まれている贅沢なシートマスクは、特別な日の前や集中ケア目的で“ご褒美的”に取り入れてみてはいかがでしょうか?

●お手入れの時間がない人は→お風呂でジェルパック!

忙しくてじっくりお手入れする時間がないという人は、お風呂に入りながらパックをしてみては? ジェルタイプの洗い流すパックなら、塗ったままでお風呂に入り最後は洗い流せるので効率的です。

私はファンケルの「スキンリニューアルパック」を、お風呂に入りながら使っています。古い角質を柔らかくしながらうるおいを補給するジェルタイプのパックで、使い心地も良いのでおすすめです。

●朝パックするなら→クリームかジェルタイプ

朝はジェルやクリームなど、塗るタイプのパックが効率的だと思います。顔が動かせるので、塗ったままで朝食をとれて時短にも。メイクののりも良くなるので試してみてください。

ファンケルのアイテム「アンドミライ スキン アップジェルクリーム」は、パック・乳液・美容液・メイク下地の4つの役割が1本で果たせるので、朝の忙しい時間に使うのにもおすすめです。

より効果を引き出す!? フェイスパックのこんな使い方

●フェイスパック後は乳液などでフタを

そもそもフェイスパックをする目的は、肌の上に膜を張り一定期間で美容成分を浸透させることです。浸透した美容成分はそのままだと蒸散しやすいので、パック後はクリームや乳液などでしっかりフタをしましょう。

ただしアイテムによってはパックだけでお手入れが終了できるものもあるので、自分が使うフェイスパックの使用方法をしっかり守るのが原則です。

●即効的な美容効果に頼るのもOKだけど、継続ケアとして使うのもおすすめ

フェイスパックにはある程度の即効性がありますので、緊急ケアとして集中的に使うという人が多いかもしれません。もちろんそれもひとつの方法ですが、週に2~3回普段のお手入れに取り入れることで、より手ごたえを感じることができると思います。

●いきなり「裏ワザ」を取り入れるより、まずは基本に忠実に使い続けてみて

パック本来の効果を得るために一番重要なのは、使い方や頻度をまず守ること。どんなに高価な製品でも、正しく使わないと実感が得られないものです。保湿や美白など、美容成分を補給する役割のマスクは毎日使っても問題はありませんが、皮脂・角質を取り除く目的のパックは使い過ぎるとかえって乾燥を招いてしまうことも。それぞれのパックの特性を知ることも大切です。

まとめ

フェイスパックにはさまざまなアイテムがありますが、保湿・美白・毛穴の汚れなど、自分の目的に合ったものを選ぶことが大切です。「シートマスクを毎日使わなきゃ!」というような義務感ではなく、使いやすいタイプのパックを普段のお手入れに取り入れてみてはいかがでしょうか。いつものスキンケアを、ワンランク底上げできるはずです。

監修
弓気田みずほ
美容コーディネーター

元・伊勢丹新宿店化粧品バイヤー。在職時に百貨店初のブランドの枠を超えたカウンセリングサービス「ボーテ・コンシェルジュ」を立ち上げる。退職後独立、(株)ユジェットを設立。大手化粧品メーカーや商業施設へのコンサルティング・人材育成・講演等を手がける。美容誌や女性誌等のメディアでは、幅広い美容知識を生かした実践的な美容アドバイスを行い、正しい化粧品選びの指南役として幅広く活動中。