
2019.8.30
ライフ
【スタイリスト監修】2019年の流行色はリビングコーラル!小物で作る大人の秋コーデ3選
大人の女性は自分に似合う色を経験から知っていることも多く、それはすばらしいことですが、そのせいで「いつも似たような色を選んでしまい、コーディネートが代わり映えしない」なんて方も多いのではないでしょうか?
そんな方はトレンドカラーのアイテムを1点、買い足してみましょう。いつものスタイリングに表情がつき、オシャレ感がグッと増します。そこで今回はスタイリストの瀬戸芙美香さんに、2019年の流行色・リビングコーラルの小物を使ったおすすめコーディネートを教えていただきました。
2019年はサンゴの色「リビングコーラル」がきてる!秋冬の定番色と相性抜群!
こんにちは。スタイリストの瀬戸芙美香と申します。そろそろ、秋のファッションアイテムがショップに登場する季節になってきましたね。
アメリカのPantone(パントン)が主催する「カラー・オブ・ザ・イヤー」は、2019年のテーマカラーを「リビングコーラル(Living Coral)」に決定しました。『リビングコーラル』とは、海中の生きたサンゴの色を指します。明るくて親しみやすい、パッと気分が華やぐようなカラーです。
このリビングコーラルは白や紺・ベージュ・キャメル・ブラウン・カーキといった、秋冬定番カラーと相性抜群 なんです!ただ、ひとつのコーディネートでリビングコーラル色を2ヶ所に散らすのは上級者向け。慣れないうちは「1コーデにつきリビングコーラルは1点」と覚えておきましょう。
では、リビングコーラルを1点どのように取り入れると良いのでしょうか?次の項目で、大人がリビングコーラルをファッションに取り入れるときのコツをご紹介します。
リビングコーラル、大人はどう取り入れるのが正解?
●華やかな色味に抵抗を感じるなら、顔から遠い場所に
リビングコーラルの生き生きとした色合いを見て、「私に似合うかな……?」と尻込みしてしまう大人の女性は多いかもしれません。実際、私は顔元にリビングコーラルのトップスがくると、なんだか顔色がパッとしませんでした。
でも大丈夫!「トレンドカラーが顔色に似合わない」と思ったら、顔から遠い場所のアイテムにリビングコーラルを取り入れてみましょう。ボトムスやパンプスなら顔周りの印象に影響しにくいので、挑戦しやすいはずです。
●小物で取り入れると、定番コーデも一気にトレンド顔に
バッグやベルト・革小物をトレンドカラーにしてみるのも素敵ですね。先日仕事場で、時計のベルトにリビングコーラル色を取り入れている女性とお会いしたのですが「毎日使う小物にトレンドカラーを取り入れると、一層オシャレさが増すのだなぁ」と身をもって感じました。
そこでここからは、今秋おすすめの「リビングコーラルの小物を使ったコーディネート」を3つご紹介します。
おすすめのリビングコーラルアイテム&コーディネート3選
①「スカーフ(ストール・マフラー・ショール)」にリビングコーラルを!
【おすすめルック】紺のジャケット+白のブラウス+ブラウンのスカート+リビングコーラルのスカーフ
秋色のベージュやブラウン・紺色のコーディネート、リビングコーラルのストールを。ストールがファッションアクセントとなり、コーディネート全体を華やかにしてくれます。全体の色数は、4色程度に抑えるとまとまりが良くなります。
これからの季節に活躍するスカーフやストール・マフラー・ショールなど、首周りアイテムは洋服に比べて面積が小さく着脱が簡単なので、新しいカラーも気軽に取り入れることができます。
②「シューズ」にリビングコーラルを!
【おすすめルック】ベージュのコート+生成りボトムス+リビングコーラルのシューズ
ベージュの秋物コートに、白パンツ・リビングコーラルの靴を合わせたコーディネート。靴にリビングコーラルを持ってくるときは、明るめのボトムスが良く合います。
ロング丈のスカートやパンツとの相性の良いフラットなバレエシューズは、大人の女性の定番アイテム。それをリビングコーラルにするだけで、トレンド感が出ます。トップスにリビングコーラルを持ってくるのに抵抗がある方におすすめです。
③「バッグ」にリビングコーラルを!
【おすすめルック】グレーのニット+ブルーデニム+黒のショートブーツ+リビングコーラルのバッグ
グレーのロングニットワンピースにスキニーデニム・黒のショートブーツを合わせたコーディネート。グレーや黒といったダークトーンにもリビングコーラル色は良く映えます。シンプルなコーディネートですが、トレンドカラーのバッグ1点取り入れるだけで、“今年っぽい人”になれます。
まとめ
トレンドカラーのアイテムはシーズンに数多く出回るので、プチプラでも手に入れることが可能!ぜひ積極的に取り入れてみましょう。普段の定番服にトレンドカラーが加わることで、コーディネートにも気持ちにも変化が生まれます。「これまで知らなかった新しい自分」という、嬉しい発見もあるかもしれません。
監修
瀬戸 芙美香(スタイリスト)
個性的で独特のセンスはミュージシャンから始まり、雑誌「KERA」にてTOKYO原宿ガールのファッションを牽引。雑誌、広告、カタログ、流通、TV、PV、ファッションショー、芸能タレント、モデル、声優、ミュージシャン衣装、CDジャケット、アーティスト写真、ライブ・コンサートステージ、ヘアショー、各種衣装製作、インテリア、グリーン、食器、雑貨等、幅広く活動し多くのスタイリングを手掛ける。