令和の『眉毛』の正解は、黄金比率だけじゃない! 自分に似合う眉毛を作るポイント【メイクアップアーティストmarina.監修】

丁寧に眉毛を描くと、お顔の印象はまったく違って見えるもの。

そこで今回は、大人気ヘアメイクアップアーティストのmarina.さんに眉メイクの極意を教えていただきました!5つのポイントをおさえるだけで、誰でも簡単に自分に似合うベスト眉毛が作れますよ!

「眉メイクがキマれば顔がキマる!」のは本当です!

眉毛を描くのって、とても難しいですよね……
私は普段から人の顔やメイクを観察してしまう癖があるのですが、

「あ~この人こうやって眉毛描いてるな」とか
「この人はここが苦手だけど、本当はこうしたいんだろうな」とか
「もう眉毛はあきらめてるな」とか、分かります(笑)

下記は、よくある眉メイクの失敗例です。

左は「あきらめ眉毛」。眉尻のあたりがうやむやなため、本当はそうじゃないのに「途中から丁寧に描くことをあきらめたような印象」の眉毛です。

右は「迷い眉毛」。描いているうちにどうすればいいかわからなくなり、最終的に濃すぎてしまって、眉尻も定まらず、無理やり眉尻を終わらせている印象です。

このように難しい眉作りですが、眉毛はメイクの肝!
実は目や鼻など他パーツの調節を、眉毛ですることもあります。例えば目と目が近い人の場合、アイライナーで目を離すのではなく、眉頭を離してみたり眉山を外側にしてみたり。顔のパーツや凹凸に合わせて眉毛をつくることで、顔全体の印象を大きく変えることができるんです。

よくある『眉の黄金比』は、誰もがキレイに描けるわけじゃない!

よく言われる『眉の黄金比』

「眉毛の描き方のお手本」として見ることの多い、上記のようなイラスト。そう、美容雑誌や教科書によくあるやつです。

私は長年、「これはちょっと違うな……」と思っています。
顔のパーツも教科書通りであれば(一定の距離に目が存在して、鼻も通っていて……)この方法できれいな眉毛が描けるのかもしれません。でも、みんながみんな教科書通りのお顔ではありませんよね。

この理論に従うと、目の近い人は眉毛も近く短くなってしまうし、目が離れている人は眉毛も離れてしまいます。

みなさんが知りたいのは、教科書の顔に似合う眉毛ではなく「自分に似合う眉毛」だと思います。いくら黄金バランスに沿って眉をつくっても、それが誰にでも似合うわけではありません。そこで、次にご紹介するポイントを参考に眉毛を描いてみてください。

誰でも似合わせ眉に!眉毛の描き方5つのポイント

描き始める前に、以下の眉メイクアイテムを準備しましょう!

・毛並みを整えるスクリューブラシ
・芯が柔らかくて発色の良いアイブロウペンシル

※トレンド感のある眉毛にしたいなら、自眉はあまり手入れしすぎない方が良いですよ◎

ポイント1:スクリューブラシで毛流れを整える!

眉の毛並みがボサボサだときれいに描けません。眉頭から眉尻に向かってしっかりとかしましょう。その際、左右の眉毛を比較して、毛が少ないところや生えていないところを把握してください。

ポイント2:片方ずつ完成させる!

右・左・右・左……と交互に描いていくと、だんだん濃くなってしまったり正解がわからなくなったりしてしまいます。なので、どちらか一方から描き始めて、片方を完成させてからもう片方を完成した眉毛に合わせるように描いてください。

ポイント3:縁取りはせず、眉の中心軸に沿って描いていく!

眉毛の縁取りはせずに、眉の中心軸に沿って描いていくようにしましょう。縁取りをしてしまうと、先ほどご紹介した失敗眉毛の右側のような形になってしまいますので気をつけてください。

▲眉の中心軸に沿って毛を描き足していきます

▲スクリューブラシでぼかすと自然に

▲眉が生えてこない人・薄い人は、淡い色のアイブロウパウダーを先に全体に乗せても◎その後、上の要領で濃い色で軸をしっかり作ってまわりを調整していきましょう。

ポイント4:眉山・眉尻はていねいに描いて!

眉山と眉尻はていねいに描きましょう。眉山・眉尻がきれいに描けているだけで清潔感が出ますし、知的さ・上品さも表現できます。私自身も、アナウンサーさんやMCさんの眉毛の眉尻はとても慎重に描くようにしています。

正しい眉の描き方

ポイントは「眉毛の上線側の眉山が、眉毛の下線の眉山よりも顔の内側にくること」。これを逆にしてしまうと、眉尻がきれいに描けません。反対にこれを守るだけで眉毛の形がきれいに描けますし、眉尻もきれいに収めることができます。

ポイント5:眉頭は最後に描いて!

眉頭を先に描くと不自然な「描きました!!!」という眉になりがち。眉山や眉尻を先にして、眉頭は最後に描きましょう。
鏡を下において見下ろす形を取りながら、鼻の延長線上から眉頭の下方を描いてぼかしていきましょう。

▲眉頭は毛を一本一本描き足すイメージで。スッスッとペンシルを動かして。描き終わったらスクリューブラシでしっかりぼかすのも大事なポイント!

▲完成!ナチュラルかつ上品な眉毛ができました

たった5つのルールを守るだけ!!簡単にきれいな眉が描けます。
みなさんもぜひチャレンジしてみてください!

監修

marina.

大学では農学部応用生物化学科で化学や生物学を学びながらヘアメイクのアシスタントとして活動を始める。卒業後ヘアメイクアーティストとして独立し、2016 年に渡仏しパリの Ecole de Maquillage Fleurimon にて世界基準のテクニックを学び、より大胆に、より繊細に、腕に磨きをかけた。

帰国後、ヘアメイクとしてはもちろん、明るくフレンドリーなキャラクターで各メディアに出演、トークイベントのゲストとしても人気を集める。その人らしさを大切にし、コンプレックスをプラスにすることでモチベーションを上げてもらうことをモットーとするメイク技術はモデルやタレントからの支持も高い。彼女を一躍有名にしたInstaguramのフォロワーは2019年1月現在約3.6万人。CENTRAL JAPAN ENTERTAINMENT所属。

Instagram:
vi.marina
公式サイト:
まりなどっと from instagram