豊かな恵みをもたらし、わたしたちの暮らしを支えてくれる「森林」。ファンケルは、みなさまと一緒に、大切な森を守り育てる森林保全に取り組んでいます。fancl parkの「みんなでfancl parkの森をつくろう!」もその活動のひとつです。
ここではファンケル本社所在地である横浜市の水源林の維持・管理に取り組まれている、横浜市水道局 水源林管理所のご協力のもと実施した、植樹の様子をご紹介いたします。
多くのみなさまにご参加いただきました「みんなでfancl parkの森をつくろう!」第1・2弾で、ページ上で「fancl parkの森」が完成いたしましたので、2019年10月24日(木)、横浜市の水源のひとつ、道志川が流れる山梨県道志村で植樹を行いました。
横浜市水道局 水源林管理所の方にご協力いただき、苗木の扱い方や、植え付け方法を教えていただきました。
まずは、鍬を使って植え付ける穴を掘り、苗を植えていきます。
土を掘り返すと、中から大きなミミズが現れ、豊かな土壌であることがよくわかります。
苗木の根元に土を戻し、周囲を軽く踏んで、しっかりと植え付けていきます。
最後に、記念のプレートを取り付けていただきました。
今回の植樹では、土地に自生する広葉樹である、クヌギとコナラの苗木を植えました。しっかり根付いて、元気に大きく育ってほしいと思います。
みんなでfancl parkの森をつくろう! 第1弾 |
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実施期間 | 2019年4月1日~2019年7月31日 |
植樹木名 | クヌギ |
みんなでfancl parkの森をつくろう! 第2弾 |
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実施期間 | 2019年8月1日~11月28日 |
植樹木名 | コナラ |
水源林は、たくさんの雨水を蓄え、良質な地下水に浄化するとともに、洪水を緩和したり土砂の流出や渇水を防ぐ機能(水源かん養機能)を持っています。
日本の国土面積の約3分の2は森林です。森林は大きく分けると天然林と人が植え育てた人工林に分けられますが、主にスギやヒノキなど針葉樹の人工林は、枝打ちや間伐を行うなど、人の手による適切な管理が欠かせません。
放置され間伐が遅れると、木が混み合い、日光が林内に入らず、下草が育たなくなります。落ち葉や下草から作られる土壌が貧弱になると、土が剥き出しになり、土砂崩れが起きやすくなったり、地面の保水力が低下するなど、健全な水源かん養機能を発揮できなくなってしまいます。
適切な間伐を行うと、木は太く丈夫に育ち、林の中に日光が入るようになることで、下草や背の低い広葉樹が生え、水を貯める力を取り戻すことができるのです。このように、水源かん養機能を高めるためには、針葉樹と広葉樹が混生する森林(針広混交林)を育成することが重要とされています。
樹木の育成には、長い年月と地道な努力が必要になります。今後もファンケルは、豊かな恵みを与えてくれる森を守り、次世代に森林資源を残すために森林保全活動に取り組んでいきます。
「お客様とともに、楽しく、ワクワクしながらエコの輪を広げたい」という想いを込め、FANCLでは「HAPPYエコ」をテーマに環境活動に取り込んでいます。
「みんなでfancl parkの森をつくろう!」は地球の未来のため、すぐに実践できる身近な環境活動について、
楽しみながらファンケルと一緒に考えて欲しいという想いを込めた森林保全チャリティコンテンツです。
たくさんの方からのご参加をお待ちしています!