fancl park 特別インタビュー あの人の意外な”スガオ”

fancl park 特別インタビュー #1 小島 聖

小島 聖 /

1989年、女優デビュー。1999年、映画『あつもの』で、第54回 毎日映画コンクール女優助演賞を受賞。ナチュラルな雰囲気と存在感のある演技のギャップが魅力となり、映像作品や話題の演出家の舞台にも多数出演。私生活では、海外の様々な山に登るほどアクティブなアウトドア好きとして知られる。ブログでは、料理やアウトドア、演劇やカルチャーなど彼女の暮らしが垣間見える情報を発信し、好きなものの幅の広さが伺える。自身初となる著書『野生のベリージャム』(青幻舎)を上梓した。舞台では、『誤解』(@新国立劇場 小劇場)の出演が控えている。

私を解放する、山登りと白ごはん

女優として、10代から映像や舞台で活躍を続ける小島聖さん。昨年、一児の母となり、仕事もプライベートもますます充実させています。また、プライベートでは国内外の様々な山にも登る山好きで、「大自然の旅と食」をテーマにエッセイを上梓するという一面も。
そんな小島聖さんの“意外なスガオ”を聞いてみました。

女優としての高揚感を感じる、
稽古の時間

子役としてデビュー以来、TVドラマや映画などさまざまなメディアに出演し、現在は舞台を中心に活躍する小島さん。時には「逃げ出したくなることもある」程のプレッシャーを背負いながら、それでも立ち続ける舞台の魅力とは?

「私が一番好きなのは稽古の時間なんです。台本の中で文字でしかなかったものが、役者の声や動きによって立体感のある世界として浮き上がり、動き出していく過程はいつもワクワクします。この人物はどういう声を出すだろう、どんな動きをするだろうと、実際に声を出して動いてみたりしながら、役をつくりこんでいく過程も好き。そうやって本番に向かっていく途中が、私は一番楽しいです」

小島さんは今も、10月に上演される舞台「誤解」への出演を控え、稽古の真っただ中です。女優という仕事は、自分が人生で積み重ねてきたものが出てしまう。だからこそ、経験が大事だと小島さんは言います。

「20代、30代の頃よりも、経験を積み重ねた40代の今のほうが、台本を読んで感じ取れることや、この人物が今なぜ、この言葉を発するのか、腑に落ちて言える台詞が確実に増えました。生きていればそれだけで、幸せなこともそうでないことも、いろんなことを経験します。日々をしっかりと生きて、そのすべてを力に変えていきたい。そして、いつまでも舞台に立ち続けていたいですね」

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